国立音楽大学在学中よりプロ活動を始める。 70年代後半『生活向上委員会』〜80年代『D.U.B.(ドクトル梅津バンド)』、 『RC SUCCESION』にて人気を不動と成す。 並行して他ジャンルとのセッション、コラボレーション、 レコーディング、企画プロデュース等にも幅広く活躍。 欧米での演奏活動も活発に行ない、海外のジャズフェスティバルにも多数出演。 「リード楽器を自在に操る、稀有なインプロヴァイザー」として高く評価されている。 さらに、近年はアジア各国での活動も活発に行ない、97年には自己のグループでミャ ンマー、ラオス、フィリピン、インドネシアへ。音楽監督の一員を担う多国籍混成オ ーケストラ『Asian Fantasy Orchestra』では98年にインド、ヴェトナム、フィリピ ンをツアーした。 現在は、『ベツニ・ナンモ・クレズマー』他、数グループを主宰しライブ活動を精力 的に展開中。1999年、アフリカツアーを機に、鬼怒無月(g)、早川岳晴(bass)、 新井田耕三(ds)と発足した『Dr.UMEZU “KIKI” BAND』では、その骨太で斬新なサ ウンドに早くも注目が集められている。多様多彩な音楽との出会いを軸に、音楽的好 奇心の赴くまま、しなやかに邁進中である。 エッセイ集『いつだっていいかげん』河出書房新社刊。 最新アルバムにマーク・リボー(g)等とのNY録音『パンドラのカクテル』 (onー35)。 |